2014年5月15日木曜日

ドライスーツの修理

会員様の大切なドライスーツから水漏れ。
ここの所、10年以上も使用されている方のドライスーツの水没事件が3件発生!!

メーカーに修理を依頼すると高くつくのでアクアで修理して差し上げます。
アクアで修理する場合は材料代だけで済みます。

水没したお一人目のOさんいわく、「吸気バルブ当たりから水が入ってくる」とのことで、最初はバルブのチェック。
それに、手首、首周りをチェック!
異常なし!
ドライに空気を入れて膨らませて点検してもよいが、面倒だけど一番確実な方法は水を入れる方法。
すると、吸気バルブの上の生地自体から水漏れが発覚!
ダダ漏れ状態で流れ出てくるではないですか。

水没場所が特定できました。
この日は天気が良いのでドライスーツを裏返しにして半日掛けて乾かします。
その間に水没した場所に合わせて型紙を作成。
昨日入荷した修理用生地とゴムのり。
ゴムノリにも色々あるけれど、注文したメーカーのゴムノリが一番信頼が高い。
型紙に合わせてカットした生地を水没部位に充てます。
ゴムのりが完全に乾燥した所でもう一度水を入れて点検。

すると最初の所は水漏れが止まりましたが他の部位から・・・・・あぁ~水漏れが2か所。
今度はピンホールなので丸でも四角でも生地をカットして貼り付けます。
次は水没二人目と三人目の会員のAさんとNさん
先週のツアーで水没です。
お二人とも「排気バルブ当たりから水没」
二人目のドライの排気バルブのオーバーホールを済ませて水漏れチェック。
バルブを直すと今度は左肩側の生地から水漏れ、これは重症。
両側の肩の生地が薄くなっています。
両肩の補強を兼ねてパット風の型紙を作成して生地をカットして貼り合わせ。
繰り返し水漏れチェック・・・するとまたまた他のピンホールから水漏れ。
こうして2着は修理完成。

3着目も同じような方法でチェックと修理を繰り返します。

上記の皆さんはご購入されてから10年以上使用されているからメンテナンスも必要になりますよね。
ドライスーツさんもお疲れ様です。これからも会員様の保温をしっかりお願いします。
さぁ~3着目の修理にとり掛かろう。


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